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車検合格のための整備 – 最低地上高(車高)の測り方と基準値

車検とは? - 自動車検査登録制度に関する基礎知識
この記事は約9分で読めます。
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この記事を書いた人
KumagaiShohei

車検のプロ。長年、中古車販売会社にて保証の判定や、提携工場様との折衝、技術相談に携わる。国産車ディーラーの整備士として社会人デビューし、国産車ディーラー退職後も自動車関連の会社に勤務中。

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最低地上高は8cm?9cm? 車両のどこをどうやって測るのか?

車の車高を低くカスタム(車高短)するのを好むオーナーは数多くいますが、SUVオーナーなどはむしろ車両の高さをインチアップして楽しんでいる方も多いはず。
いまや、車のカスタムにおいて車高変更はかなりポピュラーなメニューであるといえます。

この「車高」を車検用語として正しく表現すると「最低地上高」となるのですが、車検整備において最低地上高のトピックがでると、「基準として8cmは必要だ」「いや、最低9cmだったはず」「そもそも車両のどこを基準点として測定していいのかわからない」「どこでもいいんじゃないの?」というように、割と曖昧な記憶で議論させれているのを拝見します。

今回は車検合格のための整備として、最低地上高に関する規定と、正確な測定方法について押さえておきましょう。

最低地上高 – 国土交通省による規定

自動車の接地以外の部分は、安全な運行を確保できるよう、地面との間に適当な間げきを有する事。

保安基準3条
審査事務規定5-3
細目告示163条

自動車 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

最低地上高の正しい測り方 – 計測場所と許容範囲

最低地上高の基準値は8cm?9cm?

規定によれば、自動車の地上高は9cm以上の高さがあることが条件とされています。細かく分類すると、軸距によって車高に最低必要な高さは変わる」のですが、普通乗用車を対象にして考えた場合、上記のように9cmの車高と確保しておけば問題はありません。

しばしば「最低地上高は常に8cm」と力説する方がいらっしゃったりしますが、それはまず間違った知識を元にした数値ですので注意してください。

必要とされる車高基準は変化する

本来は車両の軸距(ホイールベース)の長さによって最低地上高は下記のような式に基づいて変化します(従って車両によっては「8cm」というのも正しいのです)。ただし、現実的に下記式に基づいて車検が逐一進められることはないでしょう。ホイールベースが特殊な車両のみ、下記の式を念のため知っておく必要がありそうです。

最低地上高(cm) = 0.02・軸距 + 4

※測定値1cm未満は切り捨てとなりcm単位になります。

軸距(ホイールベース)cm最低地上高 cm
150~199 cm7 cm
200~249 cm8 cm
250~299 cm9 cm
300~349 cm10 cm
350~399 cm11 cm

最低地上高は車のどの場所を基準にして計る?

車両の前輪と後輪の間を軸距(=ホイールベース)といいます。
この軸距(ホイールベース)の真ん中を基準として、地上から9cm高くなっていることが必要となります。

国土交通省による規定の「接地部分」とは地表に接触している前後輪のタイヤを意味しており、それを除いて最も車両で位置が低い場所は(カスタム等が行われていないノーマル車両の場合)、軸距(ホイールベース)の真ん中になるからです。

ただし、エアロパーツ設置車両の場合、測定箇所はエアロパーツを除いて決定します(後述)。エアロパーツそのものは地上高5cm以上を確保していれば、条件付き(樹脂製であること、ライト一体型になっていない等)で問題視されないようになっています。

オーバーハングが長い車両(大型車両)は該当部分の車高に要注意

オーバーハングという言葉をご存じですか?軸距(ホイールベース)とは別に、オーバーハングの部位については、その長さによって最低地上高が変化します。

  1. フロントオーバーハング…フロントタイヤ中心から車両前面先端までの長さ
  2. リアオーバーハング…リアタイヤ中心から車両最後部までの長さ

オーバーハングの長さによって、最低地上高は下記のように変化すると定められていますので、ノーズが長いような車だったり、サイズの大きい車両などは必要とされる最低地上高に変化が出てくるのです。

オーバーハングの長さ cm最低地上高 cm
56~72 cm9 cm
73~81 cm10 cm
82~90 cm11 cm
91~99 cm12 cm
100~109 cm13 cm
110~119 cm14 cm

車高測定時の車両状態条件

最低地上高を測定する際には、計測対象の車両状態に条件が付いています。
下記の3点を抑えておいてください。

  1. 人や荷物が積載されていない空車状態であること
  2. タイヤ空気圧が規定値であること
  3. 車高調整機能がある場合は中立(標準)の位置に設定しておくこと。

測定そのものは巻尺を使って測っていただいて構いませんが、必ず平坦な場所(坂道などもってのほかです)で計測してください。

尚、測定値のミリ単位(1cm未満の数値)は原則切り捨てとなります(6.9cmは6cm、8.1cmは8cmとなります)。

因みに、アンダーカバーがついている車両やカスタム車輛の場合、車高測定基準の場所が軸距(ホイールベース)の真ん中ではなくなりますので、ご説明いたします。

こんなときどうする?カスタム車等の車検整備と最低地上高の計測方法

カスタム車輛でなくとも、ノーマル状態でも車両にアンダーカバーが最初から取り付けられていたり、オプションパーツなどの関係で最低地上高の測定方法に変化が出るケースがあります。

また、体躯が大きい車両などは9cmの地上高では認められないケースがありますし、特にカスタム(マフラーのカスタムは要注意!)車両の場合においては、明確に測定箇所や許容される車高が異なってきます。

さらに知っておきたいことは、ボディを構成する構造物以外で稼働する部分(タイヤやサスペンション廻りのロアアーム、リアアスクル、スウィングアーム、ラテラルロッド等が中心です)は、最低地上高の計測規定からは除外されています。

注意すべきは「稼働しない」且つ「一番低くなる箇所」。これこそが最低地上高の測定ポイントになるのです。

個別の車両状態によってどういった基準が自分の車検に適用されるのかを、しっかりと把握しておくことは大変に重要となってきます。

メーカーカタログスペックの「地上高」は車検測定の「最低地上高」とは異なる場合も多く、メーカーカタログでは可動部分も含めた地上高が記載されている場合があるので、注意してください。実測が一番です。

1.マフラーがカスタムされている場合

マフラーがカスタムされている場合、ホイールベースよりも低い位置に設置されているケースが目立ちます。

国土交通省による最低地上高の規定は、タイヤ以外の部分を除いた車両で最も低い位置が測定箇所となりますので、軸距(ホイールベース)よりも低く接地されたカスタムマフラーの真ん中下部部分が測定基準箇所となる可能性が大きいです。

社外品マフラーを購入して車両カスタムする場合は、設置位置が地上より9cm以上は高くなっていることを、必ず留意してください。

合わせて、リアデフ、オイルパンの位置が測定基準にされるケースもよく拝見しますので、同じくこちらも9cm以上の車高を確保できるようにしてください。

カスタム車における最低地上高の測定箇所ランキング

1位…マフラー
2位…リアデフ
3位…オイルパン

カーショップの「車検対応商品」というポップはあまり信用しないほうがいいと思います。普通に車検に落ちたカスタム車両を何度も見たことがあります。

2.アンダーカバーが取り付けられている場合

アンダーカバーが装着された車の場合、装着時の車高基準値は5cm以上に規定されていますが、アンダーカバーを外した状態では9cm以上の車高が要求されるだけでなく、衝撃に十分耐えうる構造であることが求められます。

3.フォグランプやウィンカーが取り付けられている場合

車両の低い位置にフォグランプやウィンカーがカスタム設置されている車両も注意してください。この場合はバンパーそのものが社外品などでカスタム設置されているケースが多く、当然、バンパーが測定基準箇所になる可能性が高くなってきます。

余談ではありますが、フォグランプそのものはバンパー等設置パーツの下縁から250mm以上の箇所に納めなければなりませんし、フォグランプ自体が地面より23cm以上の場所に設置しないと車検が通りません(平成18年度登録車以降)ので、その点も留意してください。

フォグランプやライト付きのバンパーは、エアロパーツではなく「稼働しない車両構造物」として車検上は判断されてしまうのです。

4.エアロパーツが取り付けられている場合

エアロパーツについては、ある種例外的な取扱いとなっています。
というのも、エアロパーツについては5cm以上の地上高を確保さえしていれば問題として指摘されることは有りません。

ただし、エアロパーツ素材がウレタンやFRPといった樹脂製であること、フォグランプやライトなどが埋め込まれていないパーツであるなどの条件が付帯します。

5.パーツの一部(ゴム製品など)が存在する場合

SUVなどはゴム製のタイヤの泥除けがついているケースがありますね。こういったゴム製パーツやサスペンション、タイヤと連動して上下するようなパーツについては、最低地上高の測定基準箇所にされることはありません。

最低地上高の規定が除外されるもの

  1. タイヤと連動して上下するブレーキドラム、緩衝装置(サスペンション)のうちのロアアーム等の下端
  2. 自由度を有するゴム製の部品
  3. マッドガード、エアダムスカート、エアカットフラップ等(ただし樹脂製)

6.エアダムスカートが取り付けられている場合

バンパーと別にエアダムスカートが取り消られている車両がありますが、エアダムスカートはエアロパーツの1部とみなされるのでしょうか?(5cm以上の車高で許容されるのでしょうか)

エアダムスカートはバンパーと別に成形されている必要があり、その場合は最低地上項の規定が適用されません(樹脂製であることが条件です)。

しかし、バンパー一体型のエアダムスカートに関しては、最低地上項の規定が普通に適用されることを覚えておきましょう。

軽自動車の場合、最低地上高はどうなるのか?

軸距(ホイールベース)が短い軽自動車の場合、最低地上高に変化がでるのでは?と懸念するかもしれません。しかし結論から言うと、普通自動車と同じように最低地上高は9cm以上必要となります。

特に軽自動車だからといって、最低地上高に特別変わった基準などはありませんので、軽オーナーは知っておいてください。

まとめ – 付け焼刃の対処はお勧めできない

そもそも論ですが「(個別車両によって差はあれど)なぜ9cm以上の車高が必要か?」を考えたことは有りますか?

答えとしては、路面の悪い道路の凹凸部分や障害物、未舗装道路、踏切などを通行する場合に、車両下部の重要な個所を保護するために、一定以上の車高が必要であると国が判断しているからです。

それが9cmという数値に他なりません。

カスタムシーンにおいて車高は常に人気のトピックですが、車検に通らないような地上高では危険も伴う上に、いざ車検に臨む際に不要な整備費用がかかってしまいます。

よくある最低地上高の車検突破テクニックとしてタイヤの空気圧を調整する(無理やり空気をタイヤに入れて高さを調整する)という手段がありますが、タイヤの寿命を短くする上に、そもそもタイヤ空気圧は基準値で車高計測するのがルールです。

運転中の制動力も弱まって事故にもつながりかねませんし、タイヤバーストの可能性もでてきます。従って、あまりお勧めできる方法ではありません。

上記の測定方法、測定基準、最低地上高の許容範囲をしっかりと遵守したうえで、楽しいカーライフを送るように努めるべきでしょう。

 

MIKI
MIKI

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