ユーザー車検代行業者のメリット・デメリット

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KumagaiShohei

KumagaiShohei

自動車検査員、国家自動車整備士
車検のプロ。長年、中古車販売会社にて保証の判定や、提携工場様との折衝、技術相談に携わる。国産車ディーラーの整備士として社会人デビューし、国産車ディーラー退職後も自動車関連の会社に勤務中。
ユーザー車検代行業者のメリット、デメリット

ユーザー車検代行業者のメリット、デメリット

ユーザー車検に興味があっても、自分で車検を取るのはよくわからないし不安だという場合や、平日の昼間にどうしても時間が取れないということは珍しくありません。

そんなユーザーに代わって、代理でユーザー車検を行ってくれる業者があります。それこそが、ユーザー車検代行業者です。

今回はユーザー車検代行業者とは何なのかについて、詳しく紹介していきます。

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ユーザー車検代行業者とは?

ユーザー車検代行業者とは?

ユーザー車検代行業者とは?

冒頭で述べているように、ユーザー本人に代わってユーザー車検を通すサービスを行っている業者のことを、総じてユーザー車検代行業者と呼びます。

まずは、一番気になるユーザー車検代行業者の料金体系について見ていきましょう。

ユーザー車検代行業者の料金

ユーザー車検代行業者に支払う料金は、他の業者と比較して最も安い設定がされています。

価格が安い理由は、あくまで行うのはユーザー車検であるため、法定点検や整備などは一切行わないことが前提のためです。

つまり書類の準備と検査ラインを通すための手数料が、代行業者に支払う料金ということになります。

一般的な整備付き車検との違い

車検(完成検査)を陸運局にある検査ラインで行うという点については、認証工場に委託する車検と同じですが、一番の違いは、車検代行業者は国家資格整備士である必要がないということです。

車検のための書類作成や、実際に検査ラインを通すことについては整備士資格を必要としません。

そのため、一般の方でもユーザー車検が行えるわけです。

ところが、整備士でなければ行えないことが一つあります。それは、俗に重要保安部品と呼ばれる箇所の分解や整備です。

ヘッドライトなどの電球交換などであれば問題ありませんが、車検で最も重要視されているブレーキ廻りについては整備士資格を持った者でなければならず、なおかつ認証工場以上の設備を有していなければなりません。

そのため万が一ブレーキなどの重要保安部品に関係する不具合がある場合には、ユーザー車検代行業者が整備を行うことはできないため、車検とは別に整備を行わない限り車検を通すこと自体が不可能になります。

ユーザー車検代行業者の安全性は?

ユーザー車検代行業者の安全性は?

ユーザー車検代行業者の安全性は?

整備付きの車検に比べ、安くユーザー車検を代行してもらえることはお分かりいただけたかと思います。

しかし皆さんが一番気なることは、ユーザー車検代行業者に任せても安全なのかという点です。

ここからは、料金と同じぐらい大切な安全について見ていきましょう。

整備付きの車検ではない

一般的に言われている業者に委託する車検との一番の違いは、法定点検を含めた整備が一切付いていないということです。

ユーザー車検代行業者に依頼したのち、もし車検を通すために実施しなければいけない修理があった場合は、依頼した代行業者から外注という形で他の整備工場にて整備が行われることになります。

また、最も懸念されることは、外見や普段の使用状況では見えてこない不具合箇所があった場合に発見できないこともある点です。

そのため、いざ症状が現れたころには不具合箇所が広がって余計な出費がかかるだけでなく、事故や出先で走行不能になるなどの最悪な状況が予見しづらくなることも十分に有り得ます。

よって、ユーザー車検は場合によって、安全ではなくなる時があるということです。

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車体に不備がなければ、車検を通すこと自体に危険性はない

しかし実際問題、ユーザー車検代行業者が車検を通すこと自体は、何も危険なことはありません。

極端な話をすれば、車自体に不具合さえなければ、車検を通すこと自体に全く心配はないということです。

ユーザー車検代行業者のメリット・デメリット

ユーザー車検代行業者のメリット・デメリット

ユーザー車検代行業者のメリット・デメリット

ここからは、ユーザー車検代行業者のメリットとデメリットをまとめてみましょう。

ユーザー車検代行業者のメリット

車検費用が安い

ベースはあくまでユーザー車検として行われるため、他の車検業者に比べ安い料金設定となっています。

その日に終わる

大きな不具合や、保安基準不適合箇所が無いことが大前提となりますが、その日1日で車検は終了します。

高い利便性

多くの代行業者では、自宅や勤め先などに代車で訪れ、ユーザーの車と入れ替えるかたちで預かってくれるため、無駄がなく、そのまま代車を借りることができます。

ユーザー車検のデメリット

安全については少々不安

やはり法定点検を行わないことと、必ずしもプロの整備士が行うわけではないため、安全面には不安が残ります。

法定点検(24か月点検)はユーザー責任で別途行う

先述していますが、ユーザー車検において2年に1度の法定点検(24か月点検)は行われませんので、自分自身で別途行う必要があります。

法律的には法定点検を行うことについては使用者の義務となっていますので、代行業者に依頼する前後に法定点検を実施する必要があります。

代行業者が必ずしも安く終わる保証は無い

車検に通らない箇所(保安基準不適合箇所)が指摘されてしまった場合は、当然整備や修理を行う必要があります。

ユーザー車検代行業者は基本的に整備工場を持っていないため、ヘッドライトの電球交換などごく軽微な作業以外は修理や整備は行えません。

そのためユーザー代行をキャンセルするか、ユーザー車検代行業者から外注という形で改めて整備に出すことになるため、終わってみたら他の整備付き車検より高くつくばかりか、余計な時間がかかる場合もあります。

ユーザー車検にかかる費用は?

ユーザー車検にかかる費用は?

ユーザー車検にかかる費用は?

それでは、実際のユーザー車検代行業者に車検を依頼する場合の料金を見ていきましょう。

ユーザー車検代行業者A 車種問わず均一料金
郊対応エリア・・・東京都内
車検代行料・・・10,800円
テスター代・・・3,240円
合計・・・14,040円
ユーザー車検代行業者B 車種問わず均一料金
郊対応エリア・・・大阪近郊
車検代行料・・・10,000円
合計・・・10,000円
ユーザー車検代行業者C 車種問わず均一料金
郊対応エリア・・・千葉県内
車検代行料・・・6,480円
合計・・・6,480円(納車引き取り別料金)

※上記以外にも、車種に応じた重量税や自賠責保険、印紙代などの法定費用が必要です。

※重量税
軽自動車2,500円~8,800円
小型・普通車重量税5,000円~75,600円程度
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軽自動車26,370円
小型・普通車自賠責27,840円(平成26年現在の保険料)
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ユーザー車検代行業者が必ずしもダメという訳ではない

ユーザー車検代行業者が必ずしもダメという訳ではない

ユーザー車検代行業者が必ずしもダメという訳ではない

このページの内容は一見する、とユーザー車検代行業者に対して、あまり良いことを書いていないと感じる方が多いかも知れませんが、決してユーザー車検代行業者がダメということではありません。

むしろユーザー車検について理解しないまま利用することのほうが、よほどダメです。

よって最後に、ユーザー車検代行業者を利用する上で気をつけなくてはならないことについて紹介していきます。

しっかりと内容を理解する

ユーザー車検は、整備付きの車検業者に委託するよりも安いため利用したいけれど、平日に時間が取れない方や、インターネットでやり方を調べたけれど不安で手間を掛けたくないという方にとっては、安く車検を済ませる有効な手段です。

そのためには、まずは車検制度を理解し、各車検業者の違いやメリット・デメリットを理解する必要があります。

周りの環境を調べる

車検専門店などの他業種の料金とよく比較するとわかるのですが、特に車検専門店やガソリンスタンドで割引サービスを多く用意していれば、場合によっては法定点検付きの車検と同等、もしくは法定点検付きの車検の方が安くなることもあります。

そのため、ご自宅や勤務先のエリアにはどういう業者が存在するのかを良く調べて比較することが、車検を安くする上で最も大切です。

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まとめ – 車検代行業者に関する間違った情報に踊らされないように注意

車検代行業者に関する間違った情報に踊らされないように注意

車検代行業者に関する間違った情報に踊らされないように注意

18年以上車業界に携わってきた者としては、より確実で有益な情報をお届けすることが、私に課せられた使命だと思っています。

そのため本記事を執筆するにあたり、いくつかの車検情報サイトや、車検業者のサイトを拝見させてもらいました。

しかし調査をする中で、明らかに間違っている情報や、ユーザーが勘違いするような言い回しを目にしましたので紹介させて頂きます。

「最近では法定点検付きのユーザー車検業者が存在する」
「認証工場や指定工場の資格を持った代行業者も出てきた」

この情報は車検の概念上、間違いです。

ユーザー車検代行は、あくまでユーザー車検であるため、法定点検が付いた段階でユーザー車検ではなく、法定点検の付いた通常の車検になってしまいます。

つまりユーザー車検であれば、特に車検後の安全管理は100%ユーザーにありますが、法定点検と称して点検作業を行った場合には、一定の責任は点検を行った業者(整備工場)側に発生してしまうわけです。

また、ユーザー車検代行を行っている指定工場は法律上あり得ません

指定工場では、保安基準に適合しない箇所および適合しなくなる恐れがある個所については、事前に修理を行うことが義務です。

つまり万が一にも法定点検を行っていない指定工場があった場合は、本来の業務を果たしていないということになります。

「事前点検が付いているので安心」

これはユーザーを勘違いさせる恐れがあります。

先述の通り、法定点検を行わないことがユーザー車検代行の基本ですので、ここで言う事前点検とは、法定点検以下の内容しか確認できません。

そのため車検を通すことができたとしても、分解しなければわからないブレーキ内部の漏れなどの重要な箇所は点検することができないということになります。

したがって、「ある程度は車検に通るか事前に確認しますよ」という程度の意味として受け止めてください。

少々お堅いことを書いてしまいましたが、紛らわしい情報に惑わされることのないようにお気をつけください。

最近は無料の点検で、ある程度車検の内容を教えてくれる業者も多くなってきました。

そのためユーザー車検代行業者に依頼する際には、周辺にあるいくつかの車検業者に問い合わせてみるというのが賢明です。

そうすることで、安さと安心が両立した車検ができるようになります。

継続車検を受けるのと愛車の買換え、どっちが有利?

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