車検前に確認したいあのパーツと交換費用:「オイルフィルター」

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KumagaiShohei

KumagaiShohei

自動車検査員、国家自動車整備士
車検のプロ。長年、中古車販売会社にて保証の判定や、提携工場様との折衝、技術相談に携わる。国産車ディーラーの整備士として社会人デビューし、国産車ディーラー退職後も自動車関連の会社に勤務中。

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エンジンオイルと共に、日頃のメンテナンスとして馴染みがあるといえば、エンジンオイルフィルターではないでしょうか。このエンジンオイルフィルターはエンジンオイルよりは交換頻度が低いものの、それでも同じぐらい定期的な交換が必要なものになります。

そこで今回は、エンジンオイルフィルターについて知っているようで知らない内容や、車検においてどのような観点で点検、確認しているのかを紹介していきましょう。

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エンジンオイルフィルターの役割

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エンジンの中を流れるエンジンオイルには洗浄という大きな役割があり、エンジン内部の汚れなどを洗い流しています。その洗い流された汚れや不純物はエンジオイルと共に流れていき、オイルフィルターを通ることで濾過され、再びエンジン内部へと送られていくわけです。その濾過機能こそがエンジンオイルフィルターの役割になります。

エンジン内部に発生する汚れ

エンジンが燃焼する上で様々な物質が生成されますが、その中でエンジンに悪影響を及ぼすと言われているのが、スラッジとススです。交換を怠ると、オイルフィルター内がこのスラッジとススでいっぱいになり、濾過し切れなくなってしまいます。濾過しきれなくなったエンジンオイルは再びエンジン内部に送られてしまいますので、一刻も早いオイルフィルターの交換が必要です。

スラッジとは

スラッジとは古くなったエンジンオイルのカスやススが滞留することで溜まり、ヘドロ状になった状態を言います。このスラッジが多くなってしまうと、エンジンオイルの通り道がふさがれて流れなくなるため、エンジンにとっては良くない影響を与えます

ススとは

ススとはカーボンの事です。エンジンが高温または、高回転時などに多く生成され、自動車エンジンのような内燃機関では避けて通ることのできない現象になります。

燃焼により生成されるススは排気ガスと共に排出されるか、再び燃焼により燃え尽きるのですが、ごく一部は燃焼室やシリンダー内に付着して、エンジンオイルにより洗い流されます。そして、時間が経つことで先述したスラッジを生成してしまう原因となります。

エンジン内部のその他の不純物

スラッジや煤の他に、エンジンが燃焼する上で発生する不純物があります。それは、金属粉です。エンジン内部においては多くの金属部品が互いに擦れ合って動いていますが、エンジンオイルの作用で擦れ合いによる摩擦は大幅に低減されています。

しかし100%摩擦をなくすことは不可能です。そのため極少量ではありますが、金属の摩擦により金属粉が出てしまいます。また、エンジン内部にはゴムや樹脂部品なども存在し、これらも摩耗してゴミを発生させます。こうしたゴミはオイルフィルターにて濾過されますが、ろ過しきれなかったゴミは、先述したスラッジの素になってしまうわけです。

エンジンオイルフィルターの構造

引用:http://www.nitto-kogyo.co.jp/oilfilter.html

引用:http://www.nitto-kogyo.co.jp/oilfilter.html

オイルフィルターの構造は、家庭用のエアコンや空気清浄機のフィルターのように、ろ紙を使って通過するエンジンオイル内のゴミをキャッチする構造です。一般的な自動車のフィルターには2種類あり、「カートリッジ式」と「スピンオン式」が存在します。

カートリッジ式オイルフィルターとはエンジン外部に取り付けられたケースを外し、内部のフィルター部分と必要なシールやOリング類の交換のみを行う方式です。しかしバルブ類の再利用や分解に手間がかかり、スピンオン式に比べ再利用できる部品点数が多いことから、交換時間が多少多めにかかるデメリットがあります。

スピンオン式オイルフィルターとは1950年頃から使われるようになったのが、この「スピンオン式」とよばれるオイルフィルターです。ケース内部にエレメントやバルブ類が一体で組み込まれており、非分解の構造となっているためケースごと交換します。分解する工程が省けるため、交換にかかる時間が大幅に低減されました。

近年の自動車におけるオイルフィルターの状況

上記で紹介したように、利便性の関係からオイルフィルターは従来の「カートリッジ式」から「スピンオン式」へと移行し、殆どの自動車エンジンでは「スピンオン式」が主流となっていきました。しかし1990年頃から、スピンオン式のオイルフィルターの再利用性の低さから、環境保護の観点で問題視されてしまいます。

そのため現在では従来のスピンオン式フィルターの構造を踏襲する形で、バルブ類の分解を省き、ろ紙と一部Oリング類の交換のみを可能にした、新型カートリッジ式オイルフィルターが採用され始めました。今では多くの欧州車や、一部の国産車で使用されています。

エンジンオイルフィルターの交換時期

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エンジンオイルの交換時期は6か月または5,000km毎と言われていますが、オイルフィルターの交換時期はエンジンオイル交換2回に1回というのが一般的です。つまり距離にすると10,000km程度、時間にすると一年に1回となりますね。

また比較的新しい車種では、オイル交換スパンが長い車種が存在します。もちろん自動車メーカーが綿密に設計しオイル交換時期を設定しているので、メーカー指定のオイルを使用していれば問題ありません。

ただしここで注意が必要なのが、エンジンオイル交換のスパンが長い車種の中には、2回に1回ではなく、エンジンオイルとエンジオイルフィルターを必ず同時交換を指定している場合がありますので注意してください。特にエンジンオイルフィルターは構造の都合上、汚れを目視で確認できませんので、エンジンオイルと同じように期間と距離を守って、定期的に交換する必要があります。

オイルエレメント交換の必要性

エンジオイルが洗い流したゴミや不純物をフィルターでキャッチしろ過している以上、そのゴミや不純物はフィルターに蓄積されていくことになります。つまり長い間交換しないと、最終的にはオイルフィルターは目詰まりを起こしてしまうわけです。これは自宅のエアコンフィルターが汚れると風の出が悪くなるのと同じ原理になります。

では目詰まりを起こした場合、エンジン内部にオイルが全く行き渡らなくなるのかと言うと、そんなことはありません。どんなエンジンにも、必ずオイルフィルターを迂回する通路が設けてあります。そのためオイルフィルターが目詰まりするだけでは、エンジン内部をオイルが廻らなくなることはありません。

しかしフィルターを迂回するということは、全く濾過されていないエンジンオイルが再びエンジン内部に送り込まれることになります。そうなると意図しない箇所にゴミや不純物が残ってしまったり、最悪の場合オイルの通路を塞いでしまいます。

フィルターを迂回させる通路を設けているのは、あくまで意図しないフィルターの目詰まりによる不具合を防ぐためです。そのためエンジンのコンディションを正常に保つためには、エンジンオイルと共にオイルフィルターも忘れずに交換する必要があります。

車検時におけるエンジンオイルフィルター

車検の際、オイルフィルターの汚れにより不合格になることはありません。車検においてオイルフィルターは、取り付け部の「漏れ」がないかを確認されます。この漏れがあった際には車検では不合格になりますので気をつけましょう。

このオイル漏れが起こる原因は、つなぎ目や接合部に使われているゴム製のOリングやパッキンの劣化です。もしオイルフィルターを定期的に交換していれば、一緒にパッキン類も交換されているため問題ありません。しかし長期間交換していない場合や、交換方法を誤ってしまった場合などではオイル漏れを起こすので、定期的に交換することをオススメします。

オイルフィルターの交換費用

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オイルフィルターの交換費用は車種により様々ですが、軽自動車や国産乗用車で部品代が1,000円~1,500円、工賃が数百円~1,000円程度が多いです。また輸入車の場合ですが、いわゆる大衆車と言われる車種で部品代が2,000円~3,000程度、工賃が1,500円~程度になります。

エンジンオイルとの違いは、エンジンオイルは車検とセットにすることで無料や割引になることが多いですが、オイルフィルターはほとんど別料金となっている点です。車検を業者に委託する際には、オイルフィルターの交換が含まれているか確認してみましょう。

まとめ

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いかがですか? 何となく重要だとはわかっていても、よくわかっていなかったオイルフィルターの重要性について理解して頂けたと思います。オイルフィルターの交換にはエンジンオイルほどの費用はかかりません。もし交換の周期に差し掛かったのであれば、エンジンオイルと一緒に交換してしまうことをオススメします。

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