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車検と定期点検整備(法定点検…12か月点検と24か月点検)の違いとは?

車検とは? - 自動車検査登録制度に関する基礎知識

このページのタイトルを見て不思議に思った方は少なくないかも知れませんね。点検して整備して車検が当たり前でしょう?と思われたかもしれません。

実は、車検と定期点検整備(法定点検…12か月点検、24か月点検)は全くの別物と言っても良いのです。ここが一般のユーザーの方にとって車検を受ける際、一番混乱されるのではないかと思います。

この記事を書いた人
KumagaiShohei

車検のプロ。長年、中古車販売会社にて保証の判定や、提携工場様との折衝、技術相談に携わる。国産車ディーラーの整備士として社会人デビューし、国産車ディーラー退職後も自動車関連の会社に勤務中。

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 一般的に言う「車検」の中身

一般ユーザーの方が思う車検のイメージは「ディーラーやガソリンスタンド、車検専門店などを予約し、点検(法定点検)をしたのち、必要な整備を行うことで完了する」ではないでしょうか?

そのため、内訳は難しくよく分からないけどとりあえずお金と時間がかかり手間と思っていませんか?そんな方のためにまず車検と法定点検整備の違いについて見て行きましょう。

 車検の定義

トップページでご説明した通り、車検の正式名称は「自動車検査登録制度(じどうしゃけんさとうろくせいど)」と言い、日本で車を走行させるためには、その車が日本の法律(道路運送車両法)に定められた安全基準(保安基準)に適合しているか、車検証の登録記載情報が正しいかを定められた期間ごとに確認し証明しなければなりません。

その確認する制度が”車検”(自動車検査登録制度)ということになります。つまり、車検とは国の定めた基準に適合し、どこの誰の車なのかを確認し証明する事

車検証とは、証明したことを公的に記載した書類であり、証明された内容に有効期限が設けられ、その有効期限を更新することが“車検”ということになります。

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 車検を受けただけだと、車は安全であるとは言えない

少々極端な言い回しになりましたが、先述したとおり車検はあくまで検査するときに、その車の情報が正しいかということと、国が定めた最低限の基準を満たしているかを確認するに過ぎません。

 詳しく説明するために一つ例をあげてみましょう

車が走行する上で、最も大事な機能(機構)と言えばブレーキ(制動装置)ですね、どんなに高性能なエンジンを載せた車でも、きちんと減速や停止が出来なければ、危険すぎてプロのレーサーでもアクセルを踏めません。

車検においてブレーキ(制動装置)のどこを確認するかと言えば

  1. 4輪全てのブレーキがのきちんと効いているか
  2. きちんと解除できるか
  3. 左右での効きのバランスに差はないか

以上3点の確認のみです。(パーキングブレーキは除く)

少ないと感じるかもしれませんが、ブレーキ(制動装置)に求められる性能については上にあげた3点で十分なのです。

しかし安心してはいけません。先ほども言ったとおり、そのブレークの制動力は車検の検査するときに効いているだけに過ぎません。

ブレーキというのは一定期間使用していれば、当然パッドやライニングと呼ばれる摩擦によりブレーキをかけている部品が摩耗していきます。パッドやライニングが摩耗し残量がほんのちょっとでも残っていればブレーキはきちんと作動し、車検に合格できます。(ほんのちょっとというのは0.1mmでもOKです)。

車検には合格したとしても、残量がほとんど残っていない場合、極端な言い方をすれば、車検が終わり自宅に戻る間にきちんと効かなくなるなんてこともあり得ます。

 車検の中身は、あくまで確認作業のみ

またまた大げさに聞こえたかもしれませんが、車検に合格したというだけでは安心して車を使用できるということにはならないのです。

あくまで車検は確認作業であり、最低限の安全基準と記載事項に問題が無いと確認できたことを、(自家用乗用車であれば)2年間の有効期限付きの車検証を発行することで更新することこそが車検そのものなのです。

一方、定期点検整備(法定点検)の中身は

車検とは確認と証明をすることのみと書きましたが、やはり一般の方が安心して車を使用するにはいささか不安を感じてしまうと思います。

そこで、車検とは別に設けられている制度が「法定点検」となります。

自家用乗用車の法定点検とは、12か月点検24か月点検があり、自家用貨物(大型は除く)は6か月点検、12か月点検であり、あくまで使用者の義務とされています。自家用乗用車の場合は24か月点検、自家用貨物(大型は除く)の場合は、12か月点検が車検と同時ということになります。

車検と同時に行う法定点検=健康診断

法定点検とは人で例えるなら健康診断と思って貰えれば良いかと思います。

車検と違い、法で定められた点検項目に照らし合わせ、さまざまな機能が正常に機能しているか、不具合は無いかを点検します。その際ブレーキなど一般の方では分解できない重要な箇所の分解作業が伴うため、一般ユーザーの方にとっては、ディーラーや認証工場、指定工場(民間車検場)に依頼するのが一般的です。

車検と同時に行う事が望ましい24か月点検(大型を除く貨物は12か月点検)では、エンジン、ブレーキ、ミッション、ハンドルなどの重要項目以外も含め56項目の法で定められた箇所の点検を行います。

点検が無事完了すると定期点検記録簿と点検ステッカーが発行されます。

また、車検と同時に行う事で、事前に車検に通らない項目を洗い出すことで、比較的スムーズに車検に合格しやすくなります。また、車検では行わない分解を伴うため、予防整備を行う事が可能です。

点検ステッカーとは

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フロントガラスの上部の端に貼られている丸型のステッカーです。一枚一枚通し番号で管理され、認証工場や指定工場でのみ発行可能で、プロの整備士が点法定検整備をしましたという「安全の証」と言ったところでしょうか。

予防整備はどこまで必要なのか

ディーラーや整備工場に車検に出した場合、原則は定期点検が付随しています。そのため必ず工場の方から推奨整備(オススメ項目)が案内されると思います。

もちろん工場の方は商売ですので、ある程度儲けを意識した案内が含まれることは事実ですが、中には本当に必要な項目や、次の点検(1年後)や車検(2年後)まで安心して使用するための項目があります。

「カモになんてなるか!」などと思わず、疑問に思ったことはどんどん質問し、工場と相談しながら、納得して整備項目を決めることがオススメです。

車検と同時には行わない法定点検

自家用乗用車は12か月ごと、大型を除く貨物車は6か月ごとに行う点検のことです。

この点検も法で定められた定期点検のため、車を使用するユーザーには義務とされ、重要保安部品の分解整備を含む、26項目の点検を行います。

認証工場や指定工場で行う必要があり、点検を実施すると車検時の点検と同様に定期点検記録簿と点検ステッカーが発行されます。

ユーザー車検における定期点検

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ところで自分自身でユーザー車検を受ける予定の方にとって、定期点検は、業者に委託して行う車検とどう違うのでしょうか。

定期点検(法定点検)は義務だが、法律上は罰則がない

先述したように、車を使用するためには法で定められた定期点検(法定点検)が義務となっています。

もちろん義務ですので、例え点検を実施しなくとも現時点で法的な罰則などは特に規定があるわけではありませんし、車検に合格さえしてしまえば車検証の有効期限は更新でき、問題なく使用できます。

しかし、餅屋は餅屋と言うように、どんなに車に詳しいと思っている方でも、国家資格である自動車整備士では見る(点検)視点が違いますし、何より規定された資格と設備ななければ分解してはいけない項目の点検はできません。

資格と設備が必要な項目は重要保安部品とされ、万が一整備ミスなどがあり、作動に支障をきたしてしまった場合、自分だけではなく同乗者や周囲の人を巻き込む重大事故につながる可能性があるため、例え自分の車であり、法律上問題が無かったとしても、重要保安部品の分解整備は行わないことを強くオススメします。

ユーザー車検での点検のタイミング

車検と定期点検は別とご説明したように、必ずしも車検の前に定期点検を受ける必要はありません。車検を通した後に認証工場や指定工場で点検のみをして貰うことができます。もちろんその際はきちんとした定期点検記録簿も発行してもらえます。

ユーザー車検を行う予定の方で、お仕事などで忙しい場合は、車検当日ではなく余裕をもって定期点検に後から入れることが可能ですので、ぜひ安全で安心して車を使用するためにも、定期点検の実施をしてください。

法律で定められていない、他の点検

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法で定められてはいないものの、規定されている点検は他にもあります。

6か月点検(大型を除く貨物車は3か月)

これも12か月点検や24か月点検同様、ディーラーや整備工場で行うの一般的な点検です。

保安部品などの分解整備が伴わないため比較的安価に実施でき、専用の点検記録簿を発行してもらえます。

日常点検

皆さん免許を取る際勉強しているはずなのが日常点検です。これはユーザー自らが運行前に行う点検のため運行前点検とも呼ばれたりします。

実際はきちんと点検する項目が規定されたりしていますが、あまり難しく考えず灯火類(ヘッドライトやブレーキランプ)の点灯は正常か、エンジンは変な音がしていないかなど少しだけ注意を配る程度に思い点検していれば良いと思います。

車検証の裏面にも記載があるとおり、車の安全品質を保つことはユーザー本人の義務ということになっています。

日ごろ使用していて、なにか変だなと思ったら、気軽に整備工場に相談しましょう。

定期点検は安全の砦

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車検と同時に行う法定定期点検は費用もかかるし、とても面倒くさいかもしれませんが、比較的軽い軽自動車でも800kg、高級セダンや大きめのミニバンともなると2tを超える車重があります。

そんな重量がある自動車が、時速数十キロから時には100キロを超えるスピードで走行しているわけですから、自分だけでなく他人を守る為にも、法定定期点検をきちんと受けて頂き、安全快適に使用したいものですね。

MIKI
MIKI

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